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国際科学コミュニケーションイベントFalling Walls Lab Tokyo ― 東京で初の予選大会を開催

  • 2016/08/30

ドイツ 科学・イノベーション フォーラム 東京(DWIH東京)とユーラクセス・ジャパンは、2016年8月29日(月)にドイツ文化会館にて、国際科学コミュニケーションイベントFalling Walls Lab Tokyoを開催しました。世界にある「様々な壁を打破する」ことをコンセプトに、あらゆる国籍および専門分野を対象として書類審査を経た15名の若手研究者が、3分間で自身の研究活動を英語で熱く語りました。会場には日独の産官学の各界からの参加者および報道関係者らが集結し、熱い一日を見守りました。

イベントではまず、主催者のDWIH東京ディレクタークリスティアン・ハイデックと、ユーラクセス・ジャパン日本代表マチュ・ピー氏から、主催団体およびFalling Wallsについての説明がありました。引き続いて15名の若手研究者による3分のプレゼンテーションが始まると、会場が一気に熱気に包まれました。スクリーンに映し出された資料を示しながら熱く語る若手研究者。3分間たつと容赦なく鐘が鳴り響きます。途中コーヒーブレイクをはさんで、15名の発表が終わると、会場と参加者と発表者の質疑応答の時間です。その間、審査員は別室で審査を行いました。


ベルリンの決勝大会への切符を掴んだのは1位のMs. Alina KUDASHEVA(東京工業大学)でした。他の入賞者は2位のMr. Matt ESCOBAR(東京大学)、3位のMs. Ery FUKUSHIMA(大阪大学)です。結果発表では会場から大きな拍手が湧きおこり、受賞者が喜びの言葉を述べました。


イベントに引き続き開催されたレセプションでは、発表者らも先ほどとはうって変わり、リラックスした雰囲気で歓談していました。国籍や専門分野、組織の「壁」を越えた交流の場となりました。


本イベントは、ベルリンの壁の崩壊を記念して設立されたFalling Walls財団が運営母体となり、2011年からベルリンで毎年開催されています。現在30ヶ国以上が参加し、世界各地で予選を勝ち抜いた入賞者が11月8日にベルリンで開催される決勝大会に集結します。日本では2014年に仙台で東北大学が東アジア地域初めての予選大会を開いて以降毎年開催しているのに加えて、今回初めて東京で予選大会が開催されました。

 

 

Falling Walls Lab Tokyo 2016入賞者

1
Ms. Alina KUDASHEVA
Tokyo Institute of Technology
Breaking the Wall of Global Water Shortage

2
Mr. Matt ESCOBAR
The University of Tokyo
Breaking the Wall of Data Visualizatio

3位 

Ms. Ery FUKUSHIMA 
Osaka University
Breaking the Wall of drug development using plant genes

 

 

審査員

ハインリッヒ・メンクハウス(審査員長)
明治大学大学院法学研究科 専任教授
ドイツ語圏日本学術振興会研究者同窓会長

ヘルムート・ヴェニシュ
シーメンス株式会社 技術本部長

アンデーシュ・カールソン
Vice President, Strategic Alliances, Global Academic Relations
Elsevier

竹内 彩乃
東邦大学 理学部⽣命圏環境科学科 専任講師

長谷 彩希
ドイツ研究振興協会 日本代表部 副代表

原山 優子
総合科学技術・イノベーション会議議員

 

(五十音順)
審査員の詳細はこちら

 

 

Falling Wallsについて

Falling Wallsは、学術界、経済界、政界、芸術、社会のためのユニークな世界的プラットフォームです。Falling Wallsはベルリンの壁崩壊20周年を記念して2009年に開始され、毎年ベルリンで開催されています。世界トップレベルの科学者が講演を行うカンファレンスでは、ノーベル賞受賞者、芸術家、各国首脳を含む、あらゆる分野の科学者167名がこれまで演台に立ちました(2009~2015年)。若手研究者が発表するFalling Walls Labは2011年に開始され、2015年までに世界各地の予選大会に総計1500名が参加、500名がベルリンの決勝大会に臨みました。Falling Walls財団は、ドイツ連邦教育研究省、ヘルムホルツ協会、ロバート・ボッシュ財団、ベルリン上院をはじめ、多くの学術機関、財団、NPO、著名人の支援を受けています。

FWL Tokyo3位入賞者 福島エリ・オデット インタビュー

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こちらはリサーチ・イン・ジャーマニー掲載の最新ニュースです。
(英語のみ)

 

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