Content - DWIH Tokyo Newsletter 12/2014

読者の皆様

2014年も残すところあと少しとなりました。今年の活動のなかでも、10月に東京大学とドイツ大学学長会議(HRK)とともに開催した日独シンポジウムでは、グローバル化時代の大学の役割と課題について大変有意義な議論を展開することができました。また、11月には「ドイツ・イノベーション・アワード」の第7回の公募を開始しました。今回からモビリティ、マテリアル、ライフサイエンス、エネルギーとインダストリーの4分野を授賞対象に設け、計4件を表彰することにしました。研究者の皆様からのたくさんのご応募をお待ちしております。今回のニュースレターでは、ドイツの科学技術に関するインタビューとニュースもあわせてご紹介します。

今年も当フォーラムをご支援いただいた皆様に深く感謝いたします。来年も日独の学術交流の促進に貢献できるよう、さらに活動を充実していく所存ですので、引き続きご支援、ご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。

DWIH東京チーム一同

大学の今後の役割について日独シンポジウムを開催 ― 学術界と産業界の共通のビジョン策定に向けて

日独の大学は、将来どのような役割を果たすべきでしょうか。DWIH東京、ドイツ大学学長会議、東京大学は、2014年10月8日に東京大学で「グローバル化時代の大学の役割―人材育成と人格形成の間で」と題した日独シンポジウムを開催しました。学術界からは日独の10大学と文部科学省、産業界からは日本経済団体連合会とボッシュ株式会社、あわせて14名の専門家を講演者に招き、21世紀の大学の使命や高等教育の理想像について活発な議論が行われました。終日開催されたシンポジウムには学術界、産業界から約250名の参加がありました。

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インタビュー マックス・プランク イノベーション・競争研究所長のディートマー・ハーホフ教授インタビュー 「日本もドイツもスタートアップの環境整備に取り組むべきです」

ハーホフ教授は11月19日に東京のドイツ日本研究所(DIJ)で、ドイツのイノベーションシステムの最新の動向と課題についてご講演されました。ドイツ政府のために設置された研究・イノベーション専門家委員会(EFI)の議長も務められ、ドイツではこの分野で最も活躍されているエキスパートです。

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第7回ドイツ・イノベーション・アワード 「ゴットフリード・ワグネル賞2015」募集

DWIH東京はドイツ・イノベーション・アワード「ゴットフリード・ワグネル賞2015」を募集しています。 日本を研究開発の拠点として活動しているドイツのグローバル企業9社によるプロジェクトで、日本の若手研究者支援と科学技術振興、そして日独の産学連携ネットワーク構築を目的としています。今回から新たにモビリティ、マテリアル、ライフサイエンス、エネルギーとインダストリーの4分野を授賞対象に設け、各分野につき1件、計4件を表彰します。受賞者には賞金250万円と、副賞としてドイツ学術交流会(DAAD)とドイツ研究振興協会(DFG)よりドイツの大学・研究機関に研究滞在するための助成金が授与されます。応募締切は2015年1月12日(月)です。

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ドイツ・イノベーション・アワード ホームページ

ニュース

小惑星探査機「はやぶさ2」打ち上げ成功―DLRのマスコットが搭載
独立行政法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業は、2014年12月3日午後1時22分に鹿児島県の種子島宇宙センターから小惑星探査機「はやぶさ2」を搭載したH2Aロケット26号機を打ち上げました。午後3時過ぎに太平洋の約90キロ上空で分離され、打ち上げは成功しました。
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ティッセンクルップが世界初の横にも動くケーブルなしエレベーターを開発
ティッセンクルップは、ケーブルを使わないエレベーターシステム「MULTI」を世界で初めて開発しました。リニアモーターを設置し、キャビンが上下だけでなく水平にも移動可能になります。これによりビルの設計の自由度が増し、輸送能力を5割増やせます。このMULTIエレベーターは、2016年にドイツ国内でテスト運用が始められます。
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アンデス山脈で世界最高所の氷河時代の人類居住地を発見―テュービンゲン大学の考古学者ら
ドイツのテュービンゲン大学とゼンケンブルク人類進化・古環境研究センターの考古学者らの研究チームが、ペルーのアンデス山脈南部で、これまで知られている中で世界最高所に位置する氷河期の人類の居住地を発見しました。この発掘調査により、従来考えられていたよりも1,000年前に既にこの高地に人類が居住していたことがわかりました。
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ドイツの合同科学会議、研究協定の継続を決定
ドイツの合同科学会議は2014年10月30日、高校教育協定、研究とイノベーションのための共同イニシアティブ、ドイツ研究振興協会(DFG)一括プログラムを2020年まで継続することに合意しました。12月11日に予定されている連邦政府と16州政府の首相会合によってこの合意が承認されれば、これらの政策に対して次期継続期間に253億ユーロが追加投入されることになります。
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バイエルと京都大学が包括提携―創薬候補の探索強化
2014年10月16日、 バイエルヘルスケアと 京都大学産官学連携本部は、バイエルが注力する循環器・腫瘍・血液・産婦人科・眼科などの領域で創薬研究候補を共同で探索する2年間の提携契約を締結したと発表しました。
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お知らせ

DWIH東京は、2015年4月21日(火)に大阪で原子力発電所の廃炉と除染技術をテーマとした日独シンポジウムを開催します。原子力に関する専門知識を持った若手の人材確保、また原子力施設の解体や放射性廃棄物の処理・処分の今後の戦略について議論します。本シンポジウムには、福井大学、カールスルーエ工科大学、ドレスデン工科大学などから専門家をスピーカーに招き、日独ベルリンセンター(JDZB)と共催します。詳細は、DWIH東京のホームページに公開する予定です。

 

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