Content - DWIH Tokyo Newsletter 11/2013

読者の皆様

DWIH東京は、10月25~26日に京都で持続可能な発展に向けた研究をテーマとしたイベント「ドイツ・サイエンスデーin京都」を開催しました。イベント期間中は様々な催しが行われ、関西在住の学生や若手研究者を対象に、ドイツの大学・研究機関、企業や留学制度についての紹介のほか、日独の研究者による講演があり、参加者同士交流を深めることができました。

今回は、本イベントのオープニング・シンポジウムで基調講演を行ったドイツ環境審議会会長のマーティン・ファウルスティッヒ教授へのインタビュー記事を中心に、ドイツの科学技術に関連するニュースをご紹介します。

DWIH東京

「ドイツ・サイエンス・デー in 京都」を開催 ― 日独の科学技術交流がさらに深化

ドイツ大学学長会議会長ホルスト・ヒップラ―教授は、ドイツ・サイエンスデーin京都で、「日本とドイツの大学、研究機関、企業間のネットワークは、絶えず推進する必要があります。」と、ネットワ-クの推進を求めました。ドイツ科学・イノベーションフォーラム東京が主催したこの催しでは、二日間にわたってドイツの著名な大学、研究機関、企業、研究組織などが、それぞれの活動を紹介しました。日本の学生、若手研究生、研究者など350人が、10月25日と26日に行われたセミナー、プレゼンテーション、展示などを訪れ、ドイツ留学や研究環境などに関して情報を集めました。

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インタビュー クラウスタール工科大学 環境・エネルギー工学専攻 教授、CUTEC社社長マーティン・ファウルスティッヒ教授 「低い成長率でもどのように社会の安定を図れるかが課題です」

ファウルスティッヒ教授、基調講演のテーマは「産業社会の未来」というものでしたが、まずは現在についてお話をうかがいます。環境保護や持続可能性に関して、現在私たちはどのような状況にあるのでしょうか?

例えば排水浄化、大気保全、廃棄物処理のような、いわゆる事後対策としての環境保護では、工業国は間違いなく大きな進歩を遂げました。しかし、化石エネルギー消費量、温暖化ガス排出量、鉱物資源や金属資源の採掘量は、相変わらず世界的に増加を続けています。このことからも、私たちはまだ、持続可能性の実現には程遠いと言えます。

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より速く、軽く、強く ― ドイツ・ハイテク・チャンピオン・アワード授賞式が日本で開催

2013年11月18日、東京国際フォーラムにおいて ドイツ・ハイテク・チャンピオン(GHTC®)の授賞式が開催され、6名の受賞者が発表されました。GHTC®の目的は、ドイツの大学・研究機関の技術開発者や考案者の支援と、国際的な委託研究の推進です。GHTC®はこれまで、「太陽光発電」、「医用画像」、「環境に優しい輸送」、「グリーンビルディング」のテーマのもと受賞者を決定し、第5回となる今回は「軽量設計」が対象となりました。授賞式は、国際的協力関係を強化する観点から、毎回ドイツ国外で開催されています。受賞者には、ドイツ連邦教育研究省により、1人あたり1万ユーロが授与されます。

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ニュース

ドイツは外国人学生の留学先として三番目の人気 ― ドイツへの留学生の数は非英語圏ではトップ
OECDの教育報告書「図表でみる教育」最新版によると、2011年ドイツは、外国人留学生の数では世界3位でした。外国で大学教育を受ける学生全体の6.3%は、ドイツの大学に留学していました。この割合がドイツより高かったのは、英語圏であるアメリカ(16.5%)とイギリス(13.0%)の二国だけでした。ただ、全ての留学生の中で、ロシアや韓国を選ぶ学生の割合が大幅に上昇した一方、ドイツに留学する学生の割合は近年減少しています。
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原発の廃炉に向けて、フラウンホーファー建築物理研究所などが新技術を開発
2011年の福島原発事故後、ドイツ政府は2022年までに全ての原発を廃止することを決定しました。この決定は、再生可能エネルギーの拡大が必須であること意味するだけではなく、さらなる問題も投げかけました。すなわち、廃炉となった原発はどうなるのか。合理的に解体するにはどうしたらいいのか、どのような方法を用いるべきか、といった問題です。さらに、再生可能エネルギーを貯蔵する最適な技術は何か、といった課題も浮上しました。
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ボッシュ、トルンプ、イエナ大学の成功 - ドイツ連邦大統領賞の未来賞にノミネート
2013年10月2日、ドイツ連邦大統領府は超短パルスレーザーの実用化が大量生産に新たな展望をもたらしたとして、ボッシュ、トルンプ、イエナ大学、フラウンホーファーIOFの関係者が大統領賞である未来賞にノミネートされたことをミュンヘンで発表しました。この賞は、工業生産において新たに革新的な展望を切り開いた実績を評価するものす。今回の取り組みでは、研究の場で超短パルスレーザーを生み出し、それが初めて実際の工場に導入されました。
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東北大学とケムニッツ工科大学、大学間学術交流協定を締結
2013年10月31日、かねてより学術交流のある 東北大学と ケムニッツ工科大学は大学間学術交流協定を締結しました。本協定により、両大学は、研究者交流のみならず、学生交流などの教育交流も推進することとしています。
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